FP通信<2018年7月2日> |
【預金=元本保証されている!? 元本保証について考える】 「預貯金だけでは怖い」と言う外国人の方のご意見をお聞きしました。 どういう意味なのでしょうか?日本人は特に、金融商品に求めるものの第一に「安全性」を挙げる人が多く、またその大半が「預貯金は元本保証され、安全性の高いものだ」と考えています。 本当に、そうなのでしょうか? そもそも、「元本割れ」とは何でしょう? 「家計の金融行動に関する世論調査」(金融広報中央委員会)では約7割の世帯が「元本割れの経験がない」と答えており、この傾向は過去10年間ほとんど変わっていません。 100万円が元本保証で1年後2万円利息が付き102万円になるということであれば皆さんは安心してその金融商品を選ぶことができると思います。ただし、その1年間に100万円のモノが103万円になっていたらどうでしょうか? 1年前買えたものが買えなくなっています。 安全性や流動性といえば銀行預金が一番の候補になり、私たちは気軽に利用していると思います。一方、収益性は株式や投資信託など少しハードルが高くなります。お金を管理する上で安全性・流動性・収益性、いずれも大切なので、元本保証ばかりにこだわらず、お金の価値に目を向け資産運用に興味を持ってほしいです。 →詳しくは 「mymo」 マイモ~私のお金をもっと考える をご確認ください。 |