~ドル/円は124円挟んだレンジ相場、日米株は軟調~
7月20日~24日のマーケットは、20日が海の日で休場、翌21日は、中国の株式市場が落ち着いていることや米株高、ドル高の影響で日経平均株価は上昇してスタートしました。ただ、イエレンFRB議長の議会証言後、年内の利上げ開始が強く意識されているにもかかわらず、週を通してドル/円は124円を挟んだレンジ内での展開となりました。米国と同じく利上げが意識されている英国は、マイルズ政策委員が英誌で、英中銀は「向こう数年」にわたる利上げ開始へと述べたと報じられポンドは強含む展開に。ユーロは底堅く推移。ギリシャ議会が財政改革法案の第2弾を可決し第3次支援への協議が本格化するとの期待が広がりました。
豪ドルは、中国7月PMI(製造業購買担当者景気指数)や原油をはじめ商品市況が下落していることで弱含みました。
日経平均株価は、前述のように上昇して始まったものの、国内企業決算を見極めたいとの見方や、アップルとマイクロソフト決算が嫌気されたこともあり7営業日ぶりに大幅反落するなど弱い展開に。結局、20,544.53円と前週末比-106.39円、週では2週ぶりの反落で引けました。
NYダウは、17,568.53ドルと週初からずるずると値を下げ、結局、前週末比-517.92ドルで取引終了。