~リスク懸念、ギリシャから中国へ。株下げ止まらず~
7月6日~10日マーケットは、ギリシャと中国へのリスク懸念で乱高下の週となりました。注目のギリシャ債務問題では、5日に国民投票が行われ、結果、緊縮案にNOが突きつけられる格好に。ただ、強硬派のバルファキス財務相が辞任したことで今後の交渉が進みやすくなるとの見方や、ギリシャ側が作成した財政改革案へ期待が高まりマーケットは一服。しかし、上海株が6月の年初来高値から3割以上下落し、下げが止まらず新たな火種に。世界の株式市場は大きく下落し、中国は株価暴落を阻止するため矢継ぎ早に政策を打ち出しました。ドルや円は主要通貨に対し買われ、ドル/円は120円台前半になる場面も。その後は持ち直し122円台へ。結局、日経平均株価は、一時19,100円台まで下落したものの、上海株が持ち直したことなどから2万円台を回復。週末終値は19,779.83円と
前週末比-759.96円で取引を終えました。
NYダウは、17,760.41ドルと前週末比+30.3ドルとわずかにプラスで取引終了。