~日経平均終値で2万円台回復~
4月20日~24日のマーケットは、先週末に中国が預金準備率の引き下げを決定したことを受け上海株式が上昇したことから日経平均株価も堅調に推移。来週の日銀金融政策決定会合を前に追加緩和への期待感が相場を押し上げました。
豪中銀総裁が講演で「豪ドルは更に下落の可能性。豪中銀は必要なら利下げを実施する」と述べたことやその後発表された豪中銀議事録を受け豪ドルは下落。豪ドル/円は一時92円台を割り込みました。しかし、その後は第1四半期消費者物価指数が予想より強い内容となり買い戻されました。HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が2か月連続50割れとなったことは豪ドルにとって足かせに。
英国は5月に総選挙を控えており不透明感が漂い売られましたが、英中銀議事録にインフレ率が短期的にマイナスになっても来年には上昇が加速する可能性について示されていたことから買い戻されました。
ドル/円は、米3月中古住宅販売が予想より強い内容であったことや米国株、債券利回りが上昇していることなどから一時120円台へ。その後は、新規失業保険申請件数や米3月住宅販売件数、同耐久財受注が弱い内容となり円買いへ。
日経平均株価は、22日(水)に終値ベースで15年振りに2万円台を回復。その後、高値警戒感や利益確定売りに押され週末終値は、20,020.04円で引け。前週末比では+367.16円で取引を終えました。NYダウは、18,080.14ドルと前週末比+253.84ドルで引け。
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