~日経平均、一時2万円台回復 15年ぶり~
4月6日~10日のマーケットは、先週発表された米農業部門雇用者数が予想より弱かったことからドルが主要通貨に対し売られましたが、とはいえ、その後、米景気の回復基調に変わりはないとの見方が強まりドル/円は118円台後半から120円台を回復するなどドルが強含みました。
ユーロは、ギリシャが9日にIMF融資返済をせまられていること、ポンドは5月に総選挙で与野党が拮抗しており政局の不透明感が嫌気されていることからそれぞれ弱含みました。豪ドルは、利下げを予想する見方がある中、結果、政策金利が据え置かれたことや、同小売売上高が強い内容であったことを受け急伸。主要国の株式市場は堅調。
日経平均株価は、年初来高値を更新し20,006.00円になるなど、15年ぶりに2万円台を回復する場面も。しかしその後は達成感から売られ、結局、週末終値は19,907.63円、前週末比+472.55円で取引を終えました。NYダウは、18,057.65ドルと前週末比+294.41ドルで引け。