~ドル/円、2月20日以来の118円台前半に~
3月23日~27日のマーケットは、米国の物価指数や住宅関連指標が強い内容となりましたが、地政学リスクなどが意識されドル/円は一時118円台前半まで下落するなどドルは主要通貨に対し売られました。週半ば、サウジアラビアが率いる中東諸国連合がイエメンへ空爆を開始したことが伝わり、地政学リスクが意識され原油価格は急騰、株式市場は調整、円が買われました。また、米2月耐久財受注が弱かったことや、米大手金融機関が第1四半期GDPの下方修正が相次いだこともドル売りの要因に。ポンドは、5月に総選挙を控えていることやEU離脱の可能性、低インフレなどが材料視され売られました。豪ドルは、中国製造業購買担当者景気指数(PMI・速報値)が予想より弱くかつ49.2と50を下回ったこと、1、2月中国工業利益が弱かったことなどから下落。日経平均株価は、23日(月)に19,778.60円と一時、年初来高値を更新するも欧米株の下落の影響を受け、結局、19,285.63円と前週末比-274.59円で引け。NYダウは、17,712.66ドルと-414.99ドルで取引を終えました。