Japan's Inflation Rate(日本のインフレ率)
(JAPANTODAY as of 2015/2/27)
Japan’s core inflation rate edged lower in January as lower crude oil prices reduced energy costs, while weak retail sales and employment data underscored the fragility of the recovery of the world’s third-largest economy.
日本のコアインフレ率は、原油価格の下落によるエネルギー関連のコストの低下により1月は緩やかに低下(前月比)し、世界で3番目に大きいとされる回復にもかかわらず下がるというもろさを強調する形となった。小売売上高や雇用データが予想を下回ったことが要因とされている。
Prime Minister Shinzo Abe has sought to spur growth by vanquishing the deflation that discouraged investment and spending over the past two decades. But the economy fell back into recession after a sales tax hike on April 1, 2014.
安倍晋三首相は、過去20年間にわたるデフレ脱却を目指しているが、2014年4月1日の消費増税以降、日本経済は不況に逆戻りしているといえる。
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「コアインフレ率」とは?
物価の変化を把握するために、変動の大きな品目を除いた「物価上昇率」のこと。
日本では生鮮食品を除いた消費者物価指数を「コア指数」と呼ぶことが多いが、米国では食料品とエネルギーを除いた指数をコアと定義している。
ただ、日本でも生鮮食品だけでなく、エネルギーやその他の若干の項目を控除した「コア・コア」と呼ばれる指数や米国流のコア指数が算出され、その動きが重視されている。
現在、日本ではエネルギー価格下落に加え、家計消費の低迷がインフレ圧力を抑制する構造になっている可能性があり2%の物価目標の達成は引き続き困難なものと思われる
Harumi Miyahara
Uchiyama FP Office.Co;Ltd.